Evidence Summary
本研究は、マウス脊髄損傷モデルおよび培養神経細胞を用いて、水素吸入が運動機能回復、酸化ストレス抑制、神経細胞アポトーシス抑制、ミトコンドリア保護に及ぼす影響を検討した前臨床研究である。水素吸入により神経保護作用が認められたが、ヒトでの有効性を示すものではない。
EVIDENCE DETAIL / No. 016
Inhalation of Hydrogen of Different Concentrations Ameliorates Spinal Cord Injury in Mice by Protecting Spinal Cord Neurons from Apoptosis, Oxidative Injury and Mitochondrial Structure Damages
Chen X, Cui J, Zhai X, Zhang J, Gu Z, Zhi X, Weng W, Pan P, Cao L, Jia F, Wang Z, Su J / Cellular Physiology and Biochemistry / 2018
STUDY BACKGROUND
対象、研究デザイン、評価項目、限界点を確認するための詳細ページです。
本研究は、マウス脊髄損傷モデルおよび培養神経細胞を用いて、水素吸入が運動機能回復、酸化ストレス抑制、神経細胞アポトーシス抑制、ミトコンドリア保護に及ぼす影響を検討した前臨床研究である。水素吸入により神経保護作用が認められたが、ヒトでの有効性を示すものではない。
・42日間の水素吸入によりBasso Mouse Scale(BMS)およびFootprint解析で運動機能回復が認められた。
・神経細胞アポトーシスが抑制された。
・ROSおよび酸化ストレス関連指標が低下した。
・ATP量およびミトコンドリア機能が改善し、mPTP開口やミトコンドリア超微細構造障害が軽減した。
・RNA-seq解析により、水素投与に関連する遺伝子発現変化が認められた。
脊髄損傷に対する水素吸入の作用機序を検討した探索的な前臨床研究として解釈する。ヒトへの臨床応用や治療効果を直接示すエビデンスではない。
探索的研究
マウス脊髄損傷モデルおよび培養神経細胞を用いた前臨床研究であり、ヒトにおける有効性・安全性を直接示すものではない。
REGULATORY NOTICE
本研究は研究背景として紹介するものであり、Suifeelの特定疾病に対する診断・治療・予防・改善効果を示すものではありません。